オンライン結婚式最大の魅力
オンライン結婚式の素晴らしいところは、実際に人が集まる結婚式と違い、手続きがかなり簡単だということです。実際の結婚式には3ヵ月程度の準備期間かかかります。
実際の挙式・披露パーティを生中継するのでなく、Zoom型のオンライン結婚式であれば、実際の挙式及び披露宴で必要なものの8割以上はカットすることが可能です。
当日のダンドリがほぼ不要であるばかりか、お料理・飲み物、装花、引出物、招待状、席次表など全てカットすることができます。
それでは、具体的なオンライン結婚式の作り方を見ていきましょう。
1)オンライン結婚式のイメージを固める
オンライン結婚式にもいくつか種類があります(詳細はAboutページへ)。
相互にコミュニケーションが取れるゲスト参加型の式や、一方通行の配信スタイルの式などがあります。また、結婚式は挙式と披露パーティに分かれるので、オンラインといえども披露パーティ的なことをやるかどうかも決める必要があります。
・ドレスアップするか決める
ドレスアップするかどうかで事前準備に差が出ます。ウエディングドレスはお直しも必要なので早めの購入またはレンタルの手配が必要です。簡単に行うならウェディングベールを用意するだけでもいいしょう。ドレスアップする場合にはヘアメイクをプロに頼むかどうかも検討します。
・ツールを決める
オンライン結婚式の種類に合わせて使うツールを決めましょう。(記事参照)
・場所を選ぶ
基本はステイホームが前提なので新郎新婦(どちらか)の家ということになりますが、最低限の挙式撮影場所の確保は必要です。レンタルスタジオなどを活用し、特別感を演出するのもひとつです。
2)当日の進行を何となく考える
ただ漫然と開催するだけでは、結婚式らしさがでないので、簡単なダンドリがある方がよいでしょう。人前式が基本となると思いますので、式を含め本人たちで進行せずに友人に進行をお願いすることも考えられます。ゲストへのフォローなども含めて手伝ってくれる友人がいると良いでしょう。
3)ゲストを招待する
使用するツールが決まり、当日の流れがイメージできたら日時を決めてゲストを招待しましょう。通常の結婚式では2か月前に招待状を送るという暗黙のルールがありますが、オンライン結婚式ではルールはありません。(少人数であれば3週間程度前で大丈夫だと思います。)また、オンライン結婚式は参加できない人には後日見てもらう手段もありますので安心です。
4)人前式の台本を考える
これがオンライン結婚式を結婚式らしくするものなので、きちんと台本を用意しましょう。ただし、自分たちで行う人前結婚式は、堅苦しい言葉は一切不要です。むしろ、自分たちらしい言葉で結婚を誓ってください。それぞれの夢を入れたり、理想の家庭像を入れたり、相手の好きなところを入れたり自由な台本にしましょう。文中に「私たちは本日(年月日)、皆様の見守るなか結婚の宣誓を致します。」そして、最後に「新郎○○、新婦○○」と締めくくれば誓いの言葉の出来上がりです。
5)必要な小物の準備をする
当日の部屋の装飾に使うものを用意しましょう。ドレスを着る場合には周辺の小物も用意します。指輪の交換或いはそれに代わるものの交換を行う場合には準備しましょう。
6)事前リハーサルをしっかりする
中継や配信は事前のリハーサルが肝心です。特に使い慣れないツールにトライする場合には念入りな使い勝手のリハーサルが必要です。
7)当日
当日は部屋を装飾しましょう。空間の装飾で結婚式っぽさが演出できます。時間がない場合は素敵なバーチャル背景を選びましょう。
差をつけるポイント
・コンセプトを決める
コンセプトはオンライン結婚式の全体のイメージを決定する重要な要素です。
ゲストにどんな結婚式だったかの印象を左右するコンセプトはオンラインでも重要なので考えておきたいです。
・事前のあおり演出をする
実際の結婚式でゲストの期待を高めるのは招待状に始まり、当日のウェイティングルームの作りこみ、そしてオープニングムービーなどです。オンライン結婚式でも、これらに代わる期待をあおる要素を盛り込めば差がつくでしょう。
・ゲストの協力依頼
当日の盛り上がりは実はゲストの協力次第という面もあります。 そこで、以下のような協力が頂けるか検討してみましょう。
協力ポイント1:ドレスコード(ドレスコードは空間演出にもっとも影響を与える要素です)
協力ポイント2:Snapcameraの利用を促す。napcameraは、現代版ドレスコードと言えるかも。
そして、友人による余興と言いたいところですが、オンライン結婚式ではカジュアルさを維持するために不要でしょう。
(特に素敵な芸をお持ちのゲストがいれば別です)
・ウェディングプランナーに頼んでみる
プロのアドバイスで本格的な結婚式にするもの良いでしょう。